禁止命令は過去最多の55件

警察庁のまとめによると、平成23年中に全国の警察がストーカー規制法に基づいて行った警告は前年比4.2%減の1288件、警告に従わずに公安委員会が発出した禁止命令は同34.1%増の55件だったことが判ったそうです。
警告が減少する一方、禁止命令は増加して過去最多。さらに殺人事件に発展するケースもあり、警察庁は「ストーカーがより悪質化している兆し」とみて警戒を強めています。

ストーカー規制法は、「桶川ストーカー殺人事件」を契機に議員立法され、2000年(平成12年)11月24日に施行されました。ストーカー行為は親告罪で、罰則は6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金。警察は警告書による警告を行い、この警告に従わない場合、都道府県公安委員会が禁止命令を出します。命令に従わない場合には1年以下の懲役または100万円の以下の罰金となるのですが、どう見ても量刑が軽く抑止効果は低そうです。
そもそも、警告とか禁止命令で止まるようなら長崎の事件も起きてません。ストーカーと言うのはそう言う物に従わない、危険な生物であるという認識を持って欲しいと思います。このままでは今後もストーカーによる犠牲者は減らないでしょう。