日中関係に改善の兆し?

 日中平和友好条約調印40周年となる12日に合わせて、安倍首相と中国共産党政府のナンバー2李克強首相は祝電を交換しました。

 2012年、当時の野田政権(民主党)が尖閣諸島を国有化したことに中国が激しく反発、日中関係はかつて無いほど悪化していました。しかし、安倍首相が昨年6月、中国の一帯一路構想に条件付きながら協力を表明。中国側もアメリカが知的財産権の侵害などを理由に、中国からの輸入品に高額な関税をかける制裁措置を発動して貿易戦争状態となっている事を受けて、日本の協力を得たい思惑があります。

 そのためか、10日に上海師範大学で旧日本軍のいわゆる「従軍慰安婦」問題の国際シンポジウムを開く予定でしたが、中国外務省の指示により中止されています。

 アメリカと貿易戦争している最中に、日本との関係まで悪化させたくない。アメリカによる輸入制限措置は日本も対象になっているので、上手くすれば日米を分断、日本を中国陣営に引き込めるかもしれない。そんな所でしょうか。