吉田沙保里、オリンピック4連覇を逃す

 リオデジャネイロ・オリンピックのレスリング女子53キロ級決勝が18日に行われ、吉田沙保里(33)はアメリカのヘレン・マルーリス(24)に敗れ、オリンピック4連覇を逃しました。

 吉田沙保里は2004年のアテネ・オリンピック、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドン・オリンピックと、オリンピック3大会連続で金メダルを獲得。世界選手権を合わせて16大会連続制覇中でした。今大会でも初戦を4-0で勝利すると、その後も9-0、6-0の3連続完封勝利をあげ、1ポイントも失わずに決勝へ進出しました。

 決勝戦も第1ピリオドで1ポイントを先制しましたが、第2ピリオドで4ポイントを失い逆転負け。試合後吉田選手は「たくさんの人に応援してもらったのに、力を出し切れなかった」と号泣。カメラの前で18分も泣き続けました。

 今回吉田は日本選手団の主将を務め、「主将は活躍できないというジンクスを破りたい」と意気込んでいました。周囲の期待も十分すぎるほど理解していただけに、金メダルとオリンピック4連覇を逃したショックは大きかったようです。


谷繁監督、解任

 プロ野球の中日ドランゴンズは9日、谷繁元信監督(45)の休養を発表しました。成績不振が理由で、事実上の解任です。

 本人からの申し出ではなく、球団からの要請によるもので、完全に解任ですね。同時に、谷繁監督が招聘した佐伯貴弘守備コーチ(46)にも休養を要請しており、辻発彦2軍野手総合兼内野守備コーチ(57)と早川和夫2軍守備コーチ(56)が1軍に昇格し、1軍の渡辺博幸内野守備コーチ(46)が2軍に異動すると言う事です。
 監督については、今日から森繁和ヘッドコーチ(61)が代行を務め、後任監督は小笠原道大2軍監督(42)が有力視されています。

 谷繁元信は1988年、横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)にドラフト1位指名を受けて江の川高等学校(現・石見智翠館高等学校)から入団。1年目から80試合に出場しましたが、当初は打撃・守備・リード共に未熟さを指摘され、正捕手としての地位を固めたのは1996年頃からでした。

 1998年はベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞を受賞するなど、チーム33年ぶりのリーグ優勝と日本一に貢献。2001年シーズンオフにフリーエージェントで中日ドラゴンズに移籍すると、正捕手として2004年のリーグ優勝に貢献。2006年にはWBC日本代表にも選ばれました。

 2013年10月9日、元監督の落合博満がドラゴンズのGMに就任すると、次期監督として谷繁を推薦。2014年シーズンから選手兼任監督となり、2015年で現役を引退、2016年シーズンからは専任監督となっていました。

 現役27年間で、日本プロ野球歴代1位となる3021試合に出場。捕手として野村克也、古田敦也に続く3人目の2000本安打を達成しましたが、監督しては結果を残せず、今シーズンドラゴンズは44勝58敗で最下位に沈んでいます。


野球賭博問題で12球団が共同声明

 野球賭博問題やチームの勝敗に絡む現金授受が相次いで判明したことを受け、12球団は23日、「12球団が結束して一層の徹底を図る」との声明を発表しました。

 12球団の代表は都内の日本野球機構(NPB)事務局で代表者会議を開き、4時間に及ぶ会議の後に声明を発表し、明日の開幕を前に、球界全体で再発防止に取り組む姿勢をアピールしました。

 また、熊崎勝彦コミッショナーからNPBを通じて指示があった再調査について、処分を受けた巨人の4選手以外には野球賭博に関わる新たな事案がなかったことを12球団で確認しました。

 公式戦開幕前に一区切りしたかったのでしょうが、野球賭博以外にも賭け麻雀や賭ゴルフ、違法スロット何て言う話も出ています。これで幕切れ、にはなりそうもありません。幕切れを図って、その後にまた何か出てきたら、その時のダメージは計り知れませんし、あまり焦って幕切れを図らない方が良いと思います。この問題結構根が深そうですし。


パッキャオ、次戦で引退

 フィリピン出身のプロボクサー、マニー・パッキャオは、今年4月に行われるティモシー・ブラッドリー(アメリカ)との一戦を最後に現役を引退して政治活動に専念すると表明しました。

 自宅でインタビューに応じ、「政治活動に専念するため、ボクシングからは引退する。ティモシー・ブラッドリーとのファイトが私の最後の試合だ」とコメントしたものです。フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)との再戦を期待する声が大きかったのですが、パッキャオ自身がこれを完全に否定した形です。

 ブラッドリーとは過去に2度対戦して、共に判定で1勝1敗。

 パッキャオは1995年1月にプロデビュー、WBC世界フライ級、IBF世界スーパーバンタム級、WBC世界スーパーフェザー級、WBC世界ライト級、WBO世界ウェルター級、WBC世界スーパーウェルター級の6階級でチャンピオンとなりました。これまで65試合を行い、57勝(38KO)6敗2引き分け。

 6階級制覇を成し遂げ、フィリピンでは国民的英雄のパッキャオは2010年に下院議員選挙で当選、将来は大統領選に出馬する意欲を示しており、同5月に実施される上院議員選挙に当選を果たす自信があると語っています。

 メイウェザー都の試合でパッキャオは右肩回旋筋腱板を断裂しており、万全なコンディションでの再選を望む声は強かったのですが、メイウェザー自身が既に引退しており、ブラッドリー戦での引退を表明したことで完全に消滅しました。


プラティニ氏の永久資格停止を検討

 AP通信の24日報道によると、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会がミシェル・プラティニ副会長の永久資格停止処分を検討しているそうです。

 ミシェル・プラティニはフランス出身の元サッカー選手で、フランス代表のエースとして1984年のUEFA欧州選手権で同国に初の優勝をもたらすなど活躍。フランス・フットボール選定フランス年間最優秀選手賞を2回、セリエA得点王を3回、バロンドールを3回、オンズドールを3回、ワールドサッカー選定世界最優秀選手賞を2回受賞するなど、フランスのサッカー史に名を残す名選手でした。

 引退後はフランス代表監督を務め、ここでもワールドサッカー選定世界最優秀監督賞を1回、エル・パイス選定欧州年間最優秀監督賞を1回受賞。2007年からはUEFA会長と、FIFA副会長に就任しています。

 しかし、一連のFIFA不正資金疑惑にからみ、ブラッター会長と共に倫理委員会から90日間の暫定資格停止処分を科されていました。