日中関係に改善の兆し?

 日中平和友好条約調印40周年となる12日に合わせて、安倍首相と中国共産党政府のナンバー2李克強首相は祝電を交換しました。

 2012年、当時の野田政権(民主党)が尖閣諸島を国有化したことに中国が激しく反発、日中関係はかつて無いほど悪化していました。しかし、安倍首相が昨年6月、中国の一帯一路構想に条件付きながら協力を表明。中国側もアメリカが知的財産権の侵害などを理由に、中国からの輸入品に高額な関税をかける制裁措置を発動して貿易戦争状態となっている事を受けて、日本の協力を得たい思惑があります。

 そのためか、10日に上海師範大学で旧日本軍のいわゆる「従軍慰安婦」問題の国際シンポジウムを開く予定でしたが、中国外務省の指示により中止されています。

 アメリカと貿易戦争している最中に、日本との関係まで悪化させたくない。アメリカによる輸入制限措置は日本も対象になっているので、上手くすれば日米を分断、日本を中国陣営に引き込めるかもしれない。そんな所でしょうか。


都議ら7人が民進離党

 民進党に離党届を提出し、除名された長島昭久議員と行動を共にするとして、同党所属の東京都議1人と市議6人が25日に離党届を提出しました。

 利用届を提出したのは、いずれも長島氏の地元である衆院東京21区(立川、昭島、日野3市)の議員で、この他さらに2人の市議が近く離党届を提出する見込みです。

 長島昭久議員は鳩山内閣と菅内閣で防衛大臣政務官を務め、野田内閣では内閣総理大臣補佐官(外交および安全保障担当)と防衛副大臣を務めました。2013年には民主党副幹事長に就任し、同年9月に民主党東京都連の幹事長に就任しました。民進党の保守派として知られていましたが、同党が共産党との連携を深めていくことに不満を持ち、離党届を提出。しかし、同党の野田佳彦幹事長は「党の信用を失墜させた」として受理せず、常任幹事会で除籍(除名)処分としていました。

 民進党からは東京都議会選挙の公認候補36人から離党者が相次いでおり、今回の離党者で13人となりました。離党した後任候補は、今後小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」との連携すると見られます。