産業革新機構、東芝の白物家電買収を提案

 政府系ファンドの産業革新機構が経営再建中の総合電機大手・東芝に対し、洗濯機などの白物家電事業の買収を提案しているそうです。

 東芝が白物家電事業をグループから切り離し、産業革新機構が100%出資。将来的に、機構が経営再建を支援する方針のシャープの家電事業と統合する計画のようです。

 シャープに対しても台湾の鴻海精密工業が買収提案をしていますし、東芝の家電部門も中国のスカイワークスやトルコのベステルが興味を示していると言われ、政府が主導して国内の家電業界の再編を促す事で海外勢への売却で日本の技術が流出するのを防ぐ狙いです。

 日本で白物家電を生産しているメーカーは、東芝とシャープの他、パナソニック、日立、三菱電機。これにAV機器メーカーのソニー、パイオニア、ビクター。さらに炊飯器のメーカーや空調機のメーカーと、良く言われる事ですが、日本にはプレーヤーの数が多すぎる。海外勢との競争に打ち勝つためにも、再編は必要でしょう。