パッキャオ、次戦で引退

 フィリピン出身のプロボクサー、マニー・パッキャオは、今年4月に行われるティモシー・ブラッドリー(アメリカ)との一戦を最後に現役を引退して政治活動に専念すると表明しました。

 自宅でインタビューに応じ、「政治活動に専念するため、ボクシングからは引退する。ティモシー・ブラッドリーとのファイトが私の最後の試合だ」とコメントしたものです。フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ)との再戦を期待する声が大きかったのですが、パッキャオ自身がこれを完全に否定した形です。

 ブラッドリーとは過去に2度対戦して、共に判定で1勝1敗。

 パッキャオは1995年1月にプロデビュー、WBC世界フライ級、IBF世界スーパーバンタム級、WBC世界スーパーフェザー級、WBC世界ライト級、WBO世界ウェルター級、WBC世界スーパーウェルター級の6階級でチャンピオンとなりました。これまで65試合を行い、57勝(38KO)6敗2引き分け。

 6階級制覇を成し遂げ、フィリピンでは国民的英雄のパッキャオは2010年に下院議員選挙で当選、将来は大統領選に出馬する意欲を示しており、同5月に実施される上院議員選挙に当選を果たす自信があると語っています。

 メイウェザー都の試合でパッキャオは右肩回旋筋腱板を断裂しており、万全なコンディションでの再選を望む声は強かったのですが、メイウェザー自身が既に引退しており、ブラッドリー戦での引退を表明したことで完全に消滅しました。