王将フードサービス社長、射殺される

19日朝、京都市山科区で、中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行(72)が何者かに拳銃で撃たれ、病院に運ばれたが死亡が確認されました。

 大東社長は毎朝、自分で自家用車を運転し出勤しており、午前7時ごろ従業員用の駐車場内でうつぶせに倒れている所を、男性社員が見つけたものです。事件を受けて、王将フードサービス株に売り注文が相次ぎ、一時前日終値比159円安の2951円まで値を下げました。また、同社は常務の渡辺直人氏(58)が社長に昇格するトップ人事を発表しています。

 凶器は22口径の自動式拳銃で、4発発射された弾丸は全て左脇腹など心臓の近くに命中。拳銃と言うのは、慣れていなければ数メートルの距離からでも当てるのは難しいと言われており、犯人は銃の扱いに慣れている可能性があります。また、殺害された大東隆行さんが乗っていた車には百数十万円の現金が残されており、物取りの犯行ではなく、大東さん個人か王将フードサービスへの恨みが動機との見方が強まっています。

 東証1部上場企業の社長が、しかも本社ビルの駐車場で射殺されるという前代未聞の事件が起きてしまいました。大東社長は毎朝自分で自家用車を運転し、1番乗りで出勤するのが日課だったそうで、犯人はそのことを知っていた可能性が高いと考えるのが自然でしょう。そして、車内には100万円以上の現金が手つかずで残されており、物取りの犯行ではないようです。つまり、犯人は内部の事情に詳しく、大東さん個人か王将フードサービスに恨みを持つ者、ということになりそうです。